私の成人式の思い出

私が振袖を着たのは数年前になります。
我が家はあまり裕福なほうではありませんでしたので振袖の購入はもちろん着るのも難しいかなあと思っていました。しかし母がお金をこつこつ積み立ててくれていたおかげで振袖の着用と前撮りをすることができました。
前撮り、といっても成人式後に撮影を致しましたので後撮りですね。成人式を迎えた後の撮影ですとお値段がすこし安くなるとのことでしたので特に日時にこだわりもなかったので後撮りにしました。

私には妹も姉もおりませんでしたので振袖を購入してもあげるあてがありませんのでレンタルで済ませました。レンタルだったのですがとても種類は豊富にあり、色や柄が様々並ぶ中から好きな振袖を選べましたので私は紫色で花の柄が大きく描かれているものを選びました。

成人式当日は朝5時にレンタルしたお店へ行き、着付けとヘアアレンジをしていただいたのですが5時に到着するともう何人もいらっしゃっていました。
私は日常生活でそれまで化粧すらしたことがありませんでしたので自分で化粧道具を持って化粧をすること自体が新鮮でした。

会場には高校の友人がたくさんおり、皆それぞれ綺麗な振袖を着ておりました。男の子は袴の子は少なく、スーツの方が多かったように思います。
振袖を着ると私もですが背筋がしゃんと伸びてとても気持ちがよかったです。普段履き慣れない草履が少し大変で、家に帰ってから見て見ると足が真っ赤になってしまいましたが普段振袖を着る機会などありませんでしたので振袖を着る、というだけなのにとても楽しかった思い出が蘇ります。

レンタルしたお店より、サービスで振袖をあと一回無料でレンタルできるサービスチケットをいただきましたので、結婚する前に機会さえあればまたぜひ振袖を着たいな、と思います。

振袖は自分に似合う色を選ぶのが一番大事です

振袖は成人式や大学の卒業式や謝恩会で着るのが一般的です。
1枚持っていると、改まった場所でも着ていける優れものです。

私が所有している振袖は高級品の部類に入ります。
京都の手描き職人が作った2枚の着物のうちの1枚です。
もう一枚は京都のお茶の家元の娘さんが所有しているらしいです。
着物の色は抹茶色です。生地は抹茶で染められています。
落ち着いた抹茶色は成人式でも上品だと評判でしたし、とある祝賀会に出た際も名のある家の奥様からも褒めてもらえました。

今成人式等の映像をみると、鮮やかな赤などが多く大変華やかな模様の振袖が主流です。
振袖なので多少鮮やかでもいいのですが、ピンクや紫を使ったあまり上品とはいえない色や柄の振袖をみるとがっかりします。

レンタルならその場限りなので多少奇抜な物でもいいのかも知れませんが、購入するとなるとその後何度もきる物なので、あまり変わった色を選ぶのは避けた方が無難です。

振袖を購入する際は、色と柄が気に入ったものがあれば、ちゃんと着てみて顔の移りが良いかをチェックすべきだと呉服屋さんに教えてもらいました。
着物は服と違って首から足首までほぼ同じ色の生地と、同じイメージの柄からとなっています。
帯で多少のさし色は工夫できますが、やはり振袖自体の色が大切だと感じました。

振袖はある程度の年齢か、結婚するまでは、結婚式に招かれた際やお茶会などにも来ていけます。
大切に使えば自分の子供にも着させることが可能な優れたものです。
この先も振袖を大切にしていきたいと思っています。

未婚のうちだけ?

成人式と大学の卒業式で振袖を着ました。ちなみに大学の卒業式では振袖と袴といった組み合わせです。まあ、オーソドックスな学生の卒業式の衣装でしょう。

そしてその時に私の友人よりこのような話を聞きました。それは「結婚したら振袖着れないんだよ。小袖になるんだよ小袖!」「まあ、結婚していないにしても、基本的には二十歳を超えたら小袖なんだけどね」「だからもう学生時代までなんだよ振袖を着られるのって」「今後は結婚式への参加も小袖の着物になるから、振袖着られるのもこれが最後なんだよね~」などといったような感じで。

実は、「二十歳を超えたら振袖ではなく小袖になる」とはこの時に初めて知ったのですよね。これまでまったくもって知りませんでした。振袖の着物であってもずっと着られるぐらいのことを思っていたのですが、実際は違うようですね。

ですから、その時に心から思ったことは、「やっぱり卒業式は着物にしておいて良かった~」ということですね。実は卒業式自体がなかなか面倒臭く感じていましたので、もう就職活動用のスーツでの参加でいいかな~ぐらいに思っていたのですよね。

けれども、人生でもう最後になるかも知れない振袖着物をちゃんとした場で着ておいて良かった~と、友人の話を聞いたときにものすごく思いましたね。

せっかくばあちゃんに作ってもらった振袖着物だったのですが、結局着た機会は試着も合わせて3回ぐらいでしたので。まあ今後は小袖に直そうとは思っていますけれど。

今思うとかなり高価な振袖を買ってもらったと思います

私が始めて振袖を着たのは、今から20年以上も前の成人式でした。当時は成人式は親にも子にも大きなイベントで、どんな振袖にしようかなどとソワソワ・ワクワクしながら振袖選びをしていたような気がします。その当時はレンタルも今より料金がかかったし、両親も私も買う事だけを考えていました。ただ成人式が迫るにつれて一体どこで買おうかと思った時に、母の頭の中にフッとある人物が浮かんだようです。

その人は昔父が下宿していた呉服屋さんで、店舗は構えていないけれど着物の商売をやっている人でした。その方にお願いして着物の展示会に連れて行ってもらったのですが、やっぱり着物の数も半端じゃないので簡単には決められませんでした。何点か持ってきてもらった中で私が気に入ったのは、白地に紺色の総絞りの振袖でした。シンプルだけど、白と紺の中にポツポツと赤い花が可愛らしく、とにかく気に入ってしまいました。

ただ、値段を見た時に「これは無理かも」と思いました。一緒に行った母も「高いね」と言い、他に自分の好みと合うのはないのだろうかと探したのですが、やっぱり1度良いものを見るともう駄目です。

色々相談した結果、帯などの小物の値段を下げ、総絞りの振袖にする事にしました。確かに高かったのですが、この振袖を着て成人式に行った日の事は忘れません。
やっぱり良い物を着ると背筋もピーンと伸びるというか、大人の女性になった気分になります。

成人式以外にも、謝恩会、友人の結婚式、結納など何度も袖を通しましたが、いつも素敵な振袖ねと言われ、本当に嬉しかったです。

ちょっと両親には無理をさせてしまいましたが、これからも大切にしていこうと思っています。